社会とのチューニング

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絶望と無関心の日本社会

ネット上では、中国、韓国が嫌いだという声が大きい。

 

基本的にそう言った人々はノイジーマイノリティだと言われ、日本人の多くがそうした考えを共有しているわけではない。

 

しかしながら、今の自民党一強の政治体制は、彼らノイジーマイノリティが最も望んでいることである

 

なぜ日本人全体の総意と、ノイジーマイノリティ達の投票結果が一致してしまうのか。

 

それは一般の人々は、忙しいからである。当たり前のことだが、彼らにとって自分の生活の方が大事なのである。

 

絶望したノイジーマイノリティ達と、無関心な一般の人々によって支えられているのが今の日本の政治ではないか。

 

筆者は学生時代、いじめにあったのだが、その時と今の日本は構造的に重なって見えてしまう。

 

私をいじめていた彼らは、家庭に問題があったりして、ある種かわいそうだった。

 

また、多くのクラスメイトはいじめを無視したが、彼らの気持ちもわかる。自ら火の粉をかぶりたい人なんていないと思うし、受験勉強で忙しかったのだから。

 

社会人になって、会社でも同じような経験をした。

 

絶望した人間が、どうしたらよいかわからなくて、暴走しているのが今の日本社会なのではないか。

 

政治家は、彼らの声を真に受けてはいけない、利用してもいけない、するべきことは、彼らに余裕を取り戻させることだ。

 

それも無理かもしれない、今は政治家自体も余裕がないのだから。