社会とのチューニング

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ブラック企業と食料問題

大学を卒業して、二年間普通の会社に勤めた。

 

朝から晩までデータを入力するだけの毎日で、結局体調を崩してやめた。

 

子供の頃から、なんで働かなくてはいけないんだろうと考えていて、

 

実際に働くことになってから、一層その思いは強くなった。

 

 

学生時代、プロ野球選手になるのが夢だった。

 

大学まで続けたが、この道では食っていくことができないと思い、断念した。

 

その時に思ったのは、もし、食べ物に困らない世の中に生きていたならば、

 

自分は野球を断念しなかっただろう、ということである。

 

 

現代人は、自分の食い扶持を得るために、多くの人が必死に働いている。

 

自分の口に入るのがわずかであるにも関わらず、である。

 

 

彼らも私と同じような、他にやりたいことがあっても、諦めざる得ず、

 

現状、不本意な生活を送っている人も数多くいると思う。

 

 

資本主義社会は、公平でなければならない。

 

公平であるためには、全ての人が同じ土俵に上がることができる必要がある。

 

しかし、現状は、その土俵に多くの人が上がれずにいる。

 

食料問題を解決すれば、彼らが土俵に上がれるのではないか。

 

かつ、競争に興味のない人であっても、競争せずに生きていくことができるのではないか。

 

 

人は元来、自分が食べていくために、漁をし、作物を育てた。

 

しかし、奴隷制ができたことによって、自分が食べるためのものではない食料を得るために働かなくてはならなくなった。

 

現代においても、自分の働いた分の見返りがない仕事をしなければならないのは、それは奴隷制といってもいいと思っている。

 

私は、全ての人が自分の思うような働き方、生き方ができる時代を生きたい。

 

この時代において未だに、人が奴隷のように働くなんて、そんな必要は無くなって欲しいのだ。